私は大学でフランス文学科に入りました。フランス語を勉強したかったからです。特に理由はありません。フランス文学科にはゼミが２つあって、１つはフランス文学を研究するゼミ、もう一つは私が入ったフランス語学を研究するゼミでした。
大学生の時からこの「ふらんす」という雑誌を読んでいます。
ゼミの先生が記事を書いていたからです。本の中身はほとんど日本語ですから、まだフランス語初心者の学生でも読むことができました。フランス語の文法や読み物の記事もありますが、多くはフランスの政治、社会、文化、スポーツなどについてです。
フランスは外の世界に対してとても開かれた国です。フランス語ができて、フランスの文化に反しない人は暖かく受け入れてくれます。フランス生まれではないのに、フランス人と思われている有名人はたくさんいます。フランスはどんな国で、フランス人はどんな人なのか、この雑誌から垣間見ることができます。
大学を卒業してからフランス語に接する機会はほとんどなくなりました。でも忘れてしまうのは勿体ない！時々思い出したように勉強を再開して、おかげで学生の時よりは上達したと思います。
最近、もっと上を目指そうと決意しました。そしてやるからには目標を決めなければいけません。目標は、ふらんす人になることです。
